タイ、マレーシア、カンボジア、ベトナムなど東南アジア各国の旅の移動は、事前に行き方や相場をネットで調べたり、値段の交渉が必要なので英語が話せない人や旅慣れていない人にはハードルが高かったんですが、12 Go Asiaの登場で誰でも簡単に個人手配で旅行が楽しめるようになりました。
この「12 Go Asia」ですが、ヨーロッパの「Go Euro」のアジア版みたいな感じで、時刻、金額、所要時間を検索できるだけではなく、電車、バス、飛行機の移動方法を比較、予約までできちゃいます。
国境を超える移動の検索も可能だし、離島などに行く場合はバスとフェリーのセットのチケット、いわゆるジョイントチケットを購入できるツールで、まさにバックパッカースタイルの旅に革命が起きたみたいです。
12 Go Asiaの対応国
2018年現在、対応してる国はタイ、マレーシア、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、ラオス、インドで、サイトは日本語にも対応しています。※一部英語
ただ、交通機関が発達してるヨーロッパとは異なり、全ての都市間のルート検索ができるわけではありません。あくまで予約代理店なので12 Go Asiaと提携がある会社で運行ルートがあれば予約することができます。マニアックな都市へ行く場合は、従来通り現地旅行代理店で申込するなど自力で移動しなければなりません。
とはいえ、対応国の主要都市と観光都市はほぼ網羅されているので、東南アジアを旅するうえで必須ツールであることには間違いありません。
対応している区間は12 Go Asiaトップページで確認できます。
国境超えのビザ申請も12 Go Asiaもお任せ
入国にビザが必要なカンボジアですが、事前に取得していない場合でも国境手前で手続きができます。陸路で国境を超えることに慣れていない日本人はどうやって?ってなるのが自然だと思います。
ネット事前申請も可能ですが、E-VISAを取得する場合も手数料がかかります。
12 Go Asiaで国境超えのバスを予約した場合、40ドルでビザ申請をお任せでできます。提携するビザ申請代行サービスを利用する旨サイトに記載されているので、ぼったくりトラブルが多いカンボジア入国も安心して通過できちゃいます。
どのようなルートがあるか検索したい方は下記のツールで確認できます。デフォルトがバンコクーチェンマイ間で設定されていると思うので、目的地を設定したら「FIND TICKETS」で検索結果一覧のページが開きます。
検索結果一覧では移動手段の他に、時刻表や所要時間、金額が確認できるので旅の計画を立てる時にも本当に便利です。
※一部地名などが日本語対応できていないので、地名が表示されない場合英語でも検索してみてください。
例:サメット島→koh Samet
12 Go Asiaの予約方法
12 Go Asiaのサイトでの予約は誰でも簡単に予約できます。検索結果一覧で以下にのような画面に進みます。
①利用できる交通手段。
②列車番号と運行会社
③発車時刻と到着時刻
④所要時間
⑤車両のグレード
⑥金額
⑦「購入」で次画面へ進みます。
インフォメーションマークで注意事項やキャンセルについての記載があるので内容を確認しましょう。
合計金額を確認したら予約者情報を入力していきます。
※Trip insuranceは12 Go Asiaの保険ですが画面下部で選択解除できます。
※Payment system feeは手数料にになります。
1、グループの詳細 人数を選択
2、連絡先情報
※Eメールは予約表が送られてくるのでフリーメールアドレスなど現地でも確認可能なアドレスを登録してください。
選択した座席が取れなかった場合やチケットの受け取り方法などの選択項目を選んでいきます。サイト内にも記載はありますが、12 Go Asiaは代理店でタイ国鉄の窓口ではないです。駅または駅周辺の12 Go Asiaが指定するオフィスでチケットを受け取ってください。
有料になりますが、チケットの郵送もしてくれます。
3、支払い方法の選択
クレジットカード(もしくはPay Pal)情報の入力をすれば予約完了。
支払いが完了すると登録したメールアドレス宛にe-チケットが送られてきます。
バスやパッケージ(バス&フェリー)の予約も同じ要領ですが、注意事項が異なるので必ずインフォメーションマークを確認してください。
さいごに
ひと昔前はいろんな旅行会社に価格を聞き込みして、いちばん安いところで決めるというのが王道スタイルだった東南アジアの移動手段。12 Go Asiaの登場でますます簡単に東南アジアの旅行ができる時代になりましたね。対応路線もこれから増えるみたいで今後の成長が楽しみです。
12 Go Asiaを使ってぜひ、自分だけのオリジナルな旅を楽しんでください。
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