近年、海外でのタクシー利用には乗車前の価格交渉が不要である「Uber」や「Grab」のような便利な配車アプリを活用して旅行を楽しむ人も増えてきていますが、インドネシアでは「GO-JEK」という配車アプリが有名です。
「GO-JEK」はインドネシア国内専用の配車アプリで、インドネシアの国民の足である「Ojek(バイクタクシー)」や料金メーター制の「ブルーバード(BLUE BIRD)」も利用するすることができます。
バイクタクシーを価格交渉不要の格安料金で利用することができるこのサービス。カバーエリアは、ジャカルタ(Jakarta)やスラバヤ(Surabaya)などの大都市だけでなく、人気の観光地バリ島のビーチエリアやウブドでも利用することができます。今日は、安くて便利なインドネシアの配車アプリ「GO-JEK」を紹介したいと思います。
GO-JEKの使い方
GO-JEKアプリを使ったバイクタクシーを呼ぶ方法です。現在地と目的地を入力すると、近くにいるGO-JEKドライバーへ通知し、ドライバーがピックアップに来てくれ、目的地まで連れて行ってくれます。
バイクタクシーを呼ぶ場合、アプリ内の「GO-RIDE」を選択します。
タクシーの場合は「GO-CAR」、ブルーバードの場合は「GO-BLUE BIRD」を選択してください。
※GO-BLUE BIRDは2018年現在バリ島では対応していません。
次に目的地を設定します。
「SELECT VIA MAP」で現在地周辺のマップが開くので、目的地にピンを合わせます。
目的地にピンを合わせたら、「SET DESTINATION LOCATION」で決定します。
ピックアップポイントを設定します。
画面上で動いているバイクは、近くにいるバイクタクシーの運転手です。現在地から乗車の場合、そのまま「SET PICKUP LOCATION」で決定します。
ピックアップポイントと目的地のルートと金額が表示されます。1.5kmで4000ルピア(約30円)です。安い!
「ORDER-GO-RODE」でオーダー完了です。
ドライバーが見つかるとこの画面が表示されます。現在のドライバーの位置や名前、顔写真が表示されます。
ドライバーが到着するとテキストメッセージで連絡がきます。インドネシア語のメッセージですが、簡単な英単語で自分の特徴など伝えれば大丈夫です。
無事目的地に到着したら、アプリで表示された金額の支払いをしてください。
アプリでドライバーの評価登録ができるので、チップを要求してきた場合など、低い評価で登録したりします。ドライバーは評価が低いとオーダーをキャンセルされる可能性があるので、ドライバーにとってアプリの評判はとても重要です。良いサービスだったら降車後に登録してあげましょう。
GO-JEKを使うためには?
事前にアプリの登録が必要です。また、GO-JEKのユーザー登録にはインドネシアの電話番号が必要です。インドネシアの電話番号はSIMカードを購入すれば入手できます。
SIMカードはバリ島などの観光地であれば、携帯ショップようなお店やお土産屋さんで、入手できます。値段はお店によってことなりますが、データ通信SIMカード16GB(約1540円)で200,000ルピア、8GBで100,000ルピア(約770円)※2か月間有効です。
電話番号はデータ通信専用のSIMカードでも付与されるし、比較的安価なのでインドネシア旅行の際はSIMカードを入手することをおすすめします。
GO-JEKのその他のサービス
GO-JEKのサービスはバイクタクシーだけではなく、出前ができる「GO-FOOD」というデリバリーサービスや「GO-SEND」という荷物宅配サービスも対応しています。
とてもシンプルで使いやすい「GO-JEK」。日差しが強いインドネシアではちょっとの距離でも歩くのはしんどいので、近場の移動にはバイクタクシーが便利です。私もインドネシア旅行中に何度か利用しましたが、変なドライバーには遭遇しなかったし、支払いは表示された料金でOKでした。インドネシアに訪れる際は安くて便利なGO-JEKをぜひ、利用してみてください。
インドネシア レート 1円=130ルピア