海外の綺麗なビーチに訪れた想い出に貝殻を拾うことってありませんか?貝殻を持ち帰ってインテリアアイテムとして使ったりすることもできますが、小さな貝殻をブレスレットの留め具にすることで、旅の思い出をアクセサリーとして活用することができます。拾った貝殻で作ったブレスレットは、世界に1つしかないオリジナルなアクセサリーになるので、自分用にしてもオシャレだし、友達に贈るお土産としてもとっても喜ばれます。
私がひとり旅をしているとき、よくこの貝殻を使ったブレスレットを作っています。作っていると「どうやって作るの?」とか「素敵~♪」といって、たくさんの旅人が声をかけてくれるので、旅のコミュニケーションツールにもなります。
麻紐やナイロン製のひもがあればで簡単に作れるので、貝殻を使ったブレスレットの作り方を図解入りで紹介します。ビーチで拾ってきた貝殻の使い道に困っている方は参考にしてください。
ブレスレット作りに必要なもの
編み方は色々ありますが、貝殻と組み合わせは「平編み」がいちばん素敵だと思います。以下は平編みで貝殻を使ったブレスレットを作るときに必要なものです。
今回は麻ひもを使って説明していますが、ナイロン製の紐「ワックスコード」でもOK。
・芯用紐(芯なので編むのには使用しません)60~80cm 3本
・編み紐(直径が小さい紐ほど長さが必要) 120cm~150cm
・ハサミ
ブレスレットの作り方
芯用紐3本の中間部分に、留め具に使用する貝殻がとおる大きさの輪っかを三つ編みで作ります。
輪っか部分の結びめの下に、編み紐を左右均等の長さになるように結ぶ。
1.右の紐を芯の上にのせ、その上に左の紐をのせる。
2.左の紐を芯の下から右の紐の上へ通して、そのままぎゅっと結ぶ。この時左右均等の力加減で結ぶことが大事。
3.今度は左の紐を芯の上にのせ、その上に右の紐をのせる。
4.右の紐を芯の下から左の紐の上へ通して、そのままぎゅっと結ぶ。
1~4を繰り返して編み込んでいくとこうなります。
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麻紐を使ったブレスレットは緩めに編み込んでいくと、芯になる紐がみえるので、オシャレ感が増します。力加減を均等にしないと、横幅がバラバラになっちゃうので、なるべく同じ力加減で編み込んでくように心掛けてください。
貝殻の大きさにもよりますが、女性用だと17cmくらいの長さになるまで編みます。
最後に残りの部分の紐を貝殻に巻き付け結びます。結び目が貝殻の内側で引っかかるように結べるのがベスト。余った紐をナイフやハサミでカットすれば完成です!
所要時間はたったの15分くらい。はじめのうちは時間がかかりますが、慣れてくれば早く作れるようになると思います。
貝殻は必ず穴が開いている2cmくらいの大きさのものを選んでください。
紐を通す穴が大きい貝殻ほうが、最後の結び目を作るときに簡単です。麻紐の方が編むとき、ぎゅっと結ぶ必要がないので簡単に作れます。初心者は麻紐からチャレンジしてみるのがいいと思います。
手芸用の「麻ひも」と「ワックスコード」は、どこのショップでも比較的安価で購入できるので、旅行のとき1セット持っていると便利です。
今回紹介した編み方「平編み」以外にもたくさんありますが、ひとつでも編み方を覚えておくと、旅行の思い出を形に残すことができるだけではなく、旅の途中で出会った人への感謝の気持ちをあらわすアイテムにもなったりします。
世界に1つしかない手作りのブレスレットは、あげた人からは本当に喜ばれるので、旅行前に貝殻を使ったブレスレットの作り方をマスターしてみてはいかがでしょうか。旅行がもっと楽しくなること間違いなしです。