タイの避暑地 ホアヒン(フアヒン)はバンコクから150円で行けるビーチリゾート

バンコクの南西約200キロメートルに位置する「ホアヒン(Hua Hin)」は、タイ王室の保養地として知られています。日本人からはあまり有名ではないのですが、古くから発展したタイの避暑地として有名なので、欧米人や中国人、もちろん現地のタイ人からも人気の観光地で、ホアヒンの町は連日多くの観光客で賑わっています。

バンコクからは車で約3時間の距離ですが、タイ国鉄を利用すればたった44バーツ(約150円)で行くことができます。バンコク観光だけでは物足りない方、鉄道好きの方、ビーチリゾートに行きたい方、ホアヒンの見どころやタイ国鉄でのアクセス方法を紹介しますので是非、参考にしてください。




ホアヒンはどんなところ?

ホアヒンには、南北約5キロメートルにわたって美しい白浜が続く「ホアヒンビーチ」があります。王室の別荘地として栄えている街なので、街のホテルは優雅なビーチリゾートが多く、他のビーチリゾートと比べると、落ち着いていて、のんびりとした雰囲気です。

町はそんなに大きくなく、また、郊外の観光地へもソウテウ(songthaew)を利用できるため、旅行者にはとっても優しい町です。

 

また、パタヤのようにナイトライフを楽しむ通りも存在するので、男性はそれ目的でホアヒンを訪れている人も多いんじゃないでしょうか。ホアヒンに到着した時にやけに年配の方が多いなぁと思ったのは気のせいではありませんでした。どうやら、「ヒルトン(Hilton)」付近では、夜遅くから盛り上がっているようです。




ホアヒンはマーケット好きにおすすめ

ナイトマーケット

ホアヒンの中心地では毎日ナイトマーケットが開催されています。バンコクのような大きい都市のマーケットとは違い、そんなに混んでないので、のんびり食べ歩きしながら散策することができます。

 

 

プルーンワーンマーケット(Plearn Wan Market)

1950年代の(おそらく英国)をコンセプトにしている、レトロなマーケットです。メリーゴーランドや駄菓子屋があって子供が喜びそう!敷地内はにはたくさんの撮影ポイントが用意されていて、レトロでポップなマーケット内ではインスタ映えする写真がたくさん撮れますよ。

 

営業時間:毎日 9:00~21:00

アクセス:ホアヒン中心部(ナイトマーケットが開催されている辺り)にソウテウ乗り場があり、緑色のソウテウAir port方面)に乗車すればプルーンワーンマーケットに行くことができます。料金は10バーツ(約30円)です。※19:00以降は20バーツ(約60円)。

 

 

シカダマーケット(Cicada Market)

ホアヒンには有名なマーケットが3つあるんですが、なかでも、シカダマーケット(Cicada Market)はハンドメイド製品、アート作品が並ぶため、ローカルマーケットとはまた違った雰囲気を楽しめます。

開催日は週末(金曜~日曜)だけなので、日程が合う方はぜひ、訪れてみてください。

 

アクセス:緑色のソウテウKhao Takib方面)に乗車すればシカダマーケットに行くことができます。料金は10バーツ(約30円)です。※19:00以降は20バーツ(約60円)。

営業時間:金曜~日曜 16:00~23:00(日曜は22:00 close)

 

シカダマーケットへのアクセス方法については、こちらで詳しく紹介しています。
>> ホアヒンに来たら絶対訪れるべき!シカダマーケット

 




ホアヒンへのアクセス

ホアヒンへは鉄道より長距離バスの方が移動時間が短いんですが、長距離バスの乗り場である南バスターミナルはバンコクの中心地から離れており、MRT(地下鉄)など、電車でアクセスできる最寄り駅がありません。バスターミナルまでは基本、タクシー利用で割高になってしまうため、個人的にはあまりおすすめしません。

今回は、最も安いバンコクからタイ国鉄の鈍行(普通列車)利用のアクセス方法を紹介します。

鈍行(普通列車)は「Ordinary」です。時刻表などでは「ORD」と表記されています。その他、特急( special express)、急行(express)、快速(rapid)がありますが値段が全然違います。

 

 

 

始発はフアランポーン(Hua Lamphong )駅

バンコク市内から、Googleで経路検索すると途中駅のバンスー(Bang Sue Junction)駅で乗る方法が候補に挙げられますが、フアランポーン(Hua Lamphong )がタイ国鉄の始発駅です。

タイ国鉄の鈍行は自由席なので、いい座席を確保するためには、始発駅から乗った方がいいです。また、乗車日が週末や祝日と重なると、車内は現地の人達で混み合うので、なるべく平日に乗車することをおすすめします。

 

フアランポーン駅の窓口で切符を購入します。運賃は驚愕の44バーツ(約150円)。私が乗車したのは、9:20 フアランポーン発の普通列車。特に遅れることもなく出発しました。

 

 

車内では自由に飲み食いできるし、各車両にはトイレもあります。昔の日本の国鉄のようですね。

 

20バーツ(約60円)の駅弁

駅のホームではタイ式駅弁が売られています。フアランポーン駅で買い忘れても、途中駅で売り子さんが何度も乗り降りするため心配ありません。

 

田舎の風景を眺めること4時間15分。ホアヒンに到着です。

 

ホアヒンは外国人だけでなく、地元タイ人も観光で訪れる人気スポットなので、駅構内は写真撮影の観光客で盛り上がっています。




ホアヒンでおすすめのホテル

ホアヒンは優雅な雰囲気のタイの避暑地であることから、ファミリー向けのホテルが多いです。ビーチ沿いには優雅なホテルがならんでいます。

ドミトリールームがあるバックパッカー向けの宿もありますが、相場が少しだけ高いような気がします。ソウテウの乗り場もあるので、滞在するならナイトマーケット近くのエリアが便利だと思います。

>>ホアヒンのホテル一覧

 

Hua Hin Euro City Hotel, Hua Hin

私が宿泊したのはホアヒン ユーロ シティ ホテル(Hua Hin Euro City Hotel)。ホアヒンのバックパッカー向けの宿では最安値クラスの宿ですが、設備が古くて、見た目は幽霊屋敷。笑 ドミトリールームのベッドは刑務所みたいでした。

口コミ評価も低いので宿泊客が少なく、個人的には逆に落ち着きました。駅からものすごく近いので、とにかく安く抑えてたい人におすすめ。

 

ある程度の清潔感を求める方は中心部のザ ムーン ホステル ホアヒン(The Moon Hostel Huahin)辺りがおすすめです。

 

さいごに

ホアヒンは、タイ人や欧米諸国の観光客からとても人気があるリゾート地なので、子連れのファミリーでも安全に観光を楽しむことができると思います。バンコクからタイ国鉄を使えば気軽に、格安で訪れることができるビーチリゾートなので、タイで日本人の少ない穴場リゾートをに興味のある方はぜひ、タイ王室の保養地「ホアヒン」に足を運んでみてください。

 

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