バンコク ドンムアン空港から市街地へ安く移動する方法

近年、日本からのLCC就航便が増えて、人気上昇中の観光地、タイのバンコク(Bangkok)ですが、バンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港と国際空港が2カ所あり、LCCが離発着する空港はドンムアン空港になります。

バンコクは公共交通機関が発達していて、ドンムアン空港から市街地へはホテル送迎などを頼まなくても、エアポートバスを使えば、意外と簡単に安く移動できます。今日は、エアポートバスの路線やバスの乗り方など、バンコクの玄関口「ドンムアン空港」攻略法を紹介します。

 




タイ入国の流れ

飛行機を降りて最初に向かうのは入国審査です。パスポートと入国カードを準備してイミグレーション(入国審査)に向かいましょう。

ちなみに、入国カードって機内で配られるものという認識がある方も多いと思いますが、LCCの場合、入国カードを配ってくれないことがあるんです。機内で入国カードを貰っていない方はイミグレーション手前に入国カードが置いてあるので、そこで記入すれば大丈夫です。

イミグレーションの前には有難いことに、喫煙所があります。

 

イミグレーションを通過して、預け入れ荷物を受け取り、到着ゲートへ向かいます。到着ゲートを出て、正面にATM、右手にはSIMカード売り場が並んでいます。

ここでエアポートバスの運賃を払うために、なるべく細かいお金を用意しておいたほうがいいです。私は、国際キャッシュカードでタイバーツを引き出して、SIMカードを購入しました。

タイのトラベルSIMカードは7日間で150バーツ(約500円)と格安です。APN設定も店員さんがやってくれるので、SIMフリーのスマホを使っている方は、空港で購入しておくと便利ですよ。

 

 

空港内での諸々の手続きが完了したら、空港の外へ。シャトルバスの乗り場は5番出口です。

 

 

エアポートバスの路線

 

ドンムアン空港を発着するエアポートバスは現在、A1、A2、A3、A4の4路線があります。

 

どの路線に乗ったらいいかわからないという方は、5番出口を出て左側にエアポートバスのカウンターがあるので、そこで聞くといいかもしれません。

 

路線図。ブレブレでよくわからなくてスミマセン。

A4のカオサン通り行きのバス以外は、BTS(スカイトレイン)/MRT(地下鉄)駅付近で降車可能です。

 


・A1バス
空港~BTS/MRTモーチット駅  料金:30バーツ(約100円)・A2バス
空港~戦勝記念塔  料金:30バーツ(約100円)

・A3バス
空港~ルンピニ公園  料金:50バーツ(約160円)

・A4バス
空港~カオサン通り  料金:50バーツ(約160円)

 




 

エアポートバスの乗り方

5番出口付近にはバスを待つためのベンチがたくさんあります。バンコクのドンムアン空港はタクシーの客引きが少ないんですが、このベンチでは、100%客引きには遭遇しません。

荷物は車内へ持ち込みます。料金は後払い。運賃を徴収する係の人がいて、料金を徴収しにきます。この人に降車場所を伝えておけばOKです。

所要時間は降車場所と渋滞状況にもよりますが、空港から市街地まで30分くらいです。時間帯によってはかなり渋滞することもあるので、宿泊先がBTS/MRTから歩ける距離の方は、A1、A2でBTSまたはMRTの駅で降車するという選択肢もあります。

 

バンコク観光におすすめの宿泊エリア

人気のカオサンエリアについて

エアポートバスでカオサン通りへ直通で行けるので、バンコクでの滞在はバックパッカーの聖地、「カオサン(Khaosan)」を滞在先に選択する人も多いと思いますが、バンコク市内観光するなら、カオサン宿泊はおすすめしません。

カオサン通りは安く泊まれる宿泊施設が多いので、たくさんのバックパッカーたちが訪れますが、バンコクの中心地から離れているため、交通面が本当に不便です。

 

ただし、カオサンには旅行会社(トラベルエージェンシー)がたくさんあります。カオサンで予約したツアーはカオサン発なので、バンコクは観光せず、すぐに、離島や他の町に移動するという人は、カオサンで滞在するのがいいと思います。

 

また、タイを含む東南アジアの移動はWEB予約もできる12 Go Asiaが便利なので、よかったら参考にしてください。

>>電車やバスが簡単に予約できる「12 Go Asia」

 

 

バンコクの市内観光するならMRT(地下鉄)の駅から近いホテルが断然便利です。

 




 

アクティブに動くならヤワラートやルンピニーがおすすめ

ヤワラート(中華街)やルンピニーはタイ国鉄及び地下鉄の終着駅、「フアランポーン(Hua Lamphong )」の近くのエリア。

ヤワラートの最寄り駅は、MRT(地下鉄)「フアランポーン」で、その2つ先のBTSの駅が「ルンピニー」になります。

 

どこへ行くにも、MRT(地下鉄)に乗ればいいし、バンコクから他の町へタイ国鉄での移動を考えてる方にもとっても便利です。カオサンには劣りますが、ヤワラートもルンピニーにも、レストランやBARが軒を連ねる通りがあります。

ルンピニーエリア付近のラマ四世通り(MRTルンピニー駅から東に5分ほどの通り)には、地元の人が利用する屋台が早朝から賑わっているので、ローカル感を味わいたいなら絶対、ルンピニーエリアがおすすめです。

 

ルンピニーの格安宿

ジェリービーン イジー ホステル サトゥーン(Jellybean EZY Hostel Sathorn)

MRTルンピニー駅の近く。徒歩5分圏内にコンビニ、屋台、レストラン、BARがあるので、何をするにも便利な場所でした。ドミトリールームなら200バーツ(約700円)くらいです。

 

>>タイ・バンコクの宿泊施設一覧

 

 

さいごに

タイ、バンコクへは日本からのLCC就航便が多く、格安航空券が手に入りやすいので、東南アジア周遊の旅の拠点としても便利な都市です。タイは「微笑みの国」と言われていて、現地の人も観光客にとっても優しく、東南アジアの国のなかでは安全に旅行を楽しめる街でもあると思います。本記事が、タイ旅行を計画されている方の参考になれば幸いです。

 

タイ レート 1円=0,33バーツ

 

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