日本人からはあまり有名ではありませんが、バンコクの南西約200キロメートルに「ホアヒン(Hua Hin)」という、タイ王室の保養地で有名なリゾート地があります。タイの富裕層や欧米諸国の人々からの人気が高いホアヒンには、観光スポットやマーケットががたくさんあるんですが、その中でも、タイのマーケットらしからぬ、オシャレな雰囲気の「シカダマーケット(Cicada Market)」は連日多くの観光客で賑わいます。
バンコクからホアヒンへはタイ国鉄(普通列車)利用が安くて便利です。
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ホアヒンの中心地からシカダマーケットへ行くには、ソウテウ(songthaew)を利用すれば、簡単にアクセスすることができます。この記事では、ホアヒン市内を巡回する「ソウテウ」の乗車方法やオシャレなナイトマーケット「Cicada Market」について詳しく解説します。ホアヒンに訪れる予定がある方はぜひ、参考してください。
ソウテウの乗車方法
シカダマーケットへ行くためには、緑色のソウテウ(Khao Ta kiab方面)に乗車します。ホアヒン中心部(ナイトマーケットが開催されている辺り)にソウテウ乗り場があります。ある程度人が揃ったら出発です。
この緑色のソウテウはホアヒン市内のハイウェイ(Phet Kasem RoadまたはThailand Route 4)の、空港からカオ・タキアップ(Khao Ta kiab)を巡回するソウテウなので、ハイウェイの路上で手を上げれば乗車することができます。タイでソウテウに乗ったことがないという方は、ひとまず、ホアヒン中心部のソウテウ乗り場から乗ってみてください。
ナイトマーケットが開催されている交差点に緑色のソウテウが停車しています。
ソウテウから降りるとき
目的地が近づいてきたら、車内にあるボタンを押して運転手に知らせます。すると、ソウテウを道路脇に停車させてくれるので、助手席側から運賃を払います。
緑色のソウテウの運賃は10バーツ(約30円)。おつりはきちんとくれますが大きいお札(1000バーツ)だと、おつりがない場合もあるので、なるべく100バーツ以下の小銭を用意しておいたほうがいいと思います。
※ホアヒンのソウテウは、19:00ー21:00の料金は20バーツ(約60円)となります。
シカダマーケット
緑色のソウテウでカオ・タキアップ方面へ15分~20分程度でシカダマーケットに到着します。
シカダマーケットの開催日は週末(金曜~日曜)だけとなっています。営業時間は、16:00~23:00(日曜は22:00 close)ですが、まだ明るい16:00頃に行ってもほとんどの屋台は準備中です。暗くなり始める時間帯、18:30頃からがちょうどいいとおもいます。
他のマーケットとは違うオシャレな雰囲気
シカダマーケットは本当にオシャレ。ついつい長居したくなる雰囲気です。会場内は禁煙。椅子やテーブルを清掃する係の人もいて、カスタマーサービスが行き届いてる場所だと思います。
売っている雑貨や洋服、お土産ものなんかも珍しいものが多くて、店構えも可愛いので、一瞬、「ここはPARCOか!?」って思うほどでした。
LIVE MUSICもあるよ
併設されている、タマリンドマーケット(Tamarind Market)ではライブミュージックが楽しめます。こちらのマーケットはお酒や食べ物がメインなので、ビールを飲みながらまったりと過ごす事ができます。
ホアヒンビーチを一望できるワット・カオ・タキアップ
ホアヒンの中心地からシカダマーケットを通り越して進んで行ったところが、カオ・タキアップ(Khao Ta kiab)とういう緑色のソウテウの終着地点になります。
カオ・タキアップのソウテウ乗り場から徒歩15分くらいに、ワット・カオ・タキアップ(Wat khao takiab)という、高台にある寺院があります。この場所は、ホアヒンビーチを一望できる観光スポットとなっています。
ワット・カオ・タキアップがある丘全体には、野生の猿がたくさんいるので、カメラやスマホをおさるさんに持っていかれないように注意してください。
ワット・カオ・タキアップがある丘から下るとビーチへと抜けることもできます。
ワット・カオ・タキアップへ行くには、シカダマーケットを通り越して行くので、シカダマーケットに行く前に時間がある方はぜひ立ち寄ってみてください。
さいごに
タイの観光地では、シカダマーケットのような洗練されているマーケットは他に見たことがありません。日本人からの知名度が低いホアヒンですが、欧米諸国からの旅行者はファミリーが多く、町全体が落ち着いた雰囲気です。バンコクからも1泊2日で行ける距離なので、バンコク観光では物足りない方は是非、ホアヒンに訪れてみてください。
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