カンボジアの観光地で絶大なる人気を誇るアンコールワット(Angkor wat)ですが、世界遺産として登録されているのはアンコールワットを含む「アンコール遺跡群」です。遺跡群はとても広くて全てを観光しようとすると1日では足りません。
ゆっくり見たい遺跡があったり、写真だけでいっかという場所があったり、歴史ある遺跡群の巡り方は人それぞれです。アンコール遺跡群を巡るツアーもたくさんありますが、今回は、自由度が高い電動バイクで観光するアンコール遺跡群について紹介したいと思います。
エコバイクを借りる
アンコール遺跡群があるシェムリアップ(Siem Reap)では観光客へのバイクのレンタルを原則禁止しているんですが、エコバイク(電動バイク)は運転免許不要でレンタル可能です。
走行可能距離は走行速度にもよりますが40㎞程。シェムリアップの街中からアンコールワットまでは約7㎞ぐらいなので、アンコール遺跡群公園内を効率よく観光すればバッテリー切れの心配もありません。
ガソリンを使わないエコバイクは環境にいいだけではなく、レンタル代も8ドル(24時間)~とお財布にも優しいんです。
レンタルバイク屋さんはシェムリアップの街で簡単に見つけられますが「Green e-bike」が最も有名です。アンコール遺跡群内のレストランと提携してるので、万が一バッテリー切れになった場合チャージすることができます。
・Green e-bike
料金:10ドル(24時間)
チケットセンターと入場料
チケットセンターはシェムリアップからアンコール遺跡群につながる通り沿いの右側にあります。
以前から入場料が高いことで有名だったアンコール遺跡群ですが2017年からさらに値上がりになっちゃいました。
1day | 37ドル |
3 days | 62ドル |
7days | 72ドル |
【チケットセンター営業時間】 5:00~17:30
アンコールワットの朝日観賞
アンコールワットの日の出は、時期にもよりますが大体6:00~6:30くらいです。日の出前の空の明るくなっていく様子が幻想的で写真映えもします。
また、寺院正面のいいポジションは世界中から集まったカメラマンが日の出を待ち構えているので、できるだけ早めに行くことをおすすめします。
チケットセンターオープンが5:00なので、本気でインスタ映えを狙うなら事前に3日券を購入して、1日券購入者より前にアンコールワットに到着できればベストポジションを確保できます。
アンコール遺跡群見どころ
・タ・プローム(Ta Prohm)
熱帯地方の樹木であるガジュマルの木とコラボレーション。
・タ・ケウ(Ta keo)
ピラミット型の寺院。規模が大きいので見ごたえがあります。
・バイヨン(Bayon)
塔の4面に彫られている人面像が見ごたえ抜群です。
アンコール遺跡群のマップ
アンコールワット巡りに便利な写真付きPDFマップはこちらのサイトでダウンロードできます。 VISIT ANGKOR PDFマップ
シェムリアップへのアクセス
日本からシェムリアップへの直行便ないので、どこかの都市を経由する必要があります。セール時期にもよりますが、香港経由で香港エキスプレス利用だと比較的安価です。
プノンペンから
バスで約7時間。 料金:12ドル~
バンコクから
バスで約9時間。 料金:25ドル~
ホーチミンから
バスで約13時間。 料金:26ドル~
シェムリアップの宿
・シェムリアップ パブ ホステル(Siem Reap Pub Hostel)
格安宿なのになんとプール付き。シェムリアップの繁華街「パブ ストリート」にも近くて便利です。
・ワンダーズ クメール ハウス(Onederz Khmer House)
シェムリアップでは最高級宿ですが5000円未満で泊まれます。日本からの乗り継ぎ便で来る場合はうれしい空港送迎付きです。
シェムリアップはそんなに大きな街ではありませんが「パブストリート」周辺だとレストランやバーも多く、移動にも便利です。
死ぬまでに行きたい…多くの人が憧れる世界遺産、アンコール遺跡群は想像を超える迫力があります。せっかくなら環境にやさしいエコバイクで自由に遺跡巡りを楽しみませんか?きっとあなただけの素敵な場所が見つけられると思います。