世界で一番行きたい国ラオスの魅力は?絶景だらけのおすすめ観光スポット

東南アジア最後の秘境ラオス。日本テレビの看板番組『世界の果てまでイッテQ!』での橋祭りやらせ疑惑で話題となったのが記憶に新しいですが、実は世界中の旅行者から人気がある国なんです。ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」第1位に選ばれていて、豊かな自然が残り、人々も穏やかで優しくラオスを訪れる旅行者を魅了し続けています。

癒しの国『ラオス』の魅力

タッドセーの滝(Tad sae waterfall)

タイやベトナム、カンボジアに隣接するラオスには東南アジアで唯一、海がありません。もちろん港もなく、発展が遅れているとも言われているんですが、そのおかげで人々は、素朴ながらも穏やかに暮らしていて、メコン川の恵みによる美しい大自然もたくさん残っています。

旅行先としては日本人からはあまり知られていない国ですが、世界遺産もあり、物価が安くて治安も良いので、東南アジアのなかでも比較的観光しやすい国でもあります。日本からの直行便はありませんが、ハノイ(ベトナム)やバンコク(タイ)での乗継便を利用して訪れることが可能です。

 

 

また、ゆったりとした時が流れるアジアの楽園ラオスは、豊富な自然に囲まれ、絶景スポットが数多く存在しているため、『観光しながら美しい自然に囲まれて日常の疲れを癒す』こともできるし、アクティブに過ごしたい人は『絶景探しのアドベンチャーな旅』もラオスでは実現可能です。

 

 

 

世界遺産の街『ルアパバーン』

クアンシーの滝(Kuang si waterfall)

ラオスの古都ルアパバーン(Luang Prabang )は、植民地化時代の名残であるフランス様式の建物が残り、その 美しい町並みと、歴史的、文化的遺跡保護の観点から、街ごと世界遺産に登録されています

 

寺院を見たり、ナイトマーケットでショッピングしたりと、世界遺産の街だけでも見どころはたくさんあるんですが、おすすめはルアパバーンから車で30分程度のところにあるクアンシーの滝(Kuang si waterfall)。トラバーチン(石灰華)と呼ばれる段々になっているエメラルドグリーンの滝つぼ沿いにが遊歩道があり、途中滝つぼで泳ぐこともできます。

遊歩道を最後まで進むとクアンシーの滝が目の前に。まさに息を呑む絶景という言葉がふさわしい、圧巻の滝です。

 

そして、ルアパバーンの絶景はクアンシーの滝だけではありません。タッドセーの滝(Tad sae waterfall)という滝もあります。クアンシーの滝はルアパバーンでは定番のスポットなのでほとんどのツアーに含まれてるし、多くの観光客が訪れますが、このタッドセーの滝はそれほど有名ではないのでルアパバーンの穴場スポットです。

こちらもルアパバーンから車で30分程度ですで、渡し船の乗るとタッドセーの滝に到着です。美しい風景と心地よい雰囲気で、まるで楽園のようなところでした。クアンシーの滝ほど観光客が少ないのでインスタ映えの写真が撮れること間違いなしです。

 

 

 

大自然に囲まれた小さな村『ヴァンヴィェン』

ブルーラグーン(Blue Lagoon)

ヴァンヴィェン(Vang Vieng)という街はルアパバーンと首都ヴィエンチャンの中間に位置する豊かな自然に囲まれた秘境の村で、ラオスで唯一のパーティスポットでもあります。

周りを美しい囲まれた土地なので、昼間はハイキングやチュービングなどのアクティビティも盛んですが、夜になるとカフェがバーなったり、ナイトクラブがオープンしたり、小さな街の様子が一変します。というのも、ヴァンヴィェンはその昔バックパッカーが発展させた街として有名で、今も世界中から多くのバックパッカーが訪れます。

 

ヴァンヴィェンではたくさんの種類のドラッグが簡単に入手できてしまいますが、近年地元警察が厳しく取り締まっているため、摘発される旅行者が多発しています。「白人達がみんなやってるから~」といったノリで安易にドラッグに手を出すと痛い目に合いますのでご注意を。

 

 

もちろんヴァンヴィェンはナイトライフだけがメインではありません。ブルーラグーン(Blue Lagoon)というエメラルドグリーンの水遊びスポットがいくつかあります。ラグーンには大抵飛び込み台が設置せれているので童心に返りおもいっきりはしゃぐことができます。

 

 

ラオスの首都『ヴィエンチャン』

タイとの国境近くのブッタパーク(Buddha park)

ラオスの首都ヴィエンチャンは「世界一何もない首都」と言われているくらい素朴な首都で、町全体の機能がコンパクトにまとまっています。これといって有名な観光地もないんですが、南北に長いラオスの中間に位置するヴィエンチャンは旅の中継地点となります。

また、日本人はラオスでのノービザでの滞在期間は15日間。それ以上の滞在を希望する人は観光ビザの取得が必要となりますが、タイとの国境の近くのヴィエンチャンでビザランする方法もあります。

【ラオスビザ延長】ラオスから友好橋を渡りタイへビザランする方法
東南アジア最後の秘境とも呼ばれる癒しの国ラオス。私達日本人のノービザでの滞在期間は15日間。それ以上の滞在を希望する人は観光ビザの取得が必要なんですが、タイ、ベトナム、カンボジアと陸路で出入国が可能なため、バックパッカーにとっては嬉しいビザランが可能です。この記事ではラオスの滞在日数をタダで延長できる「ビザラン」について詳しく解説しています。

 

 

スクーター旅がおすすめの『パクセー』

Way to PAKSE

ラオス南部の中心地であるパクセーは。人口およそ10万人ほどの小さな街に世界中からの旅行者が立ち寄る理由は、パクセー郊外に点在する滝やコーヒー農園を個人でめぐるスクータートリップが人気だからです。

そんな事を知らない私はセントラルマーケットなどを見て周り、正直「何も見どころがない町だなぁ」と思っていました。翌朝、宿泊していたゲストハウスに颯爽とスクーターで現れパッキングしているスペイン人カップル。「どこに行くの?」と尋ねると「スクーターで滝を見に行く。ちょっと遠いから1泊2日なんだよ」

「えーーーーーーーー!?なんじゃその面白そうな旅!!!」

 

 

とうことで、急遽パッキングをしてレンタルバイク屋さんに直行しました(笑)

このパクセーでのスクータートリップ。日本人にはあまり知られていないですが欧米旅行者からはかなり人気のようでレンタルバイク屋さんは大盛況。Pakse Motorbike loopというルートがあり、レンタルバイク屋さんで地図も入手できます。

 

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メコン川に浮かぶ楽園『4000アイランド(シーパンドン)』

『4000アイランド』とはラオス南部のチャンパーサック県のメコン川の中州にある大小合わせておよそ4千ある島々の事をいいます。そのなかでもドーン・コーン(Don Khong)や、ドン・デット(Don Det)には宿やレストランが立ち並び、メコン川でのアクティビティのツアーデスクなんかもあります。

島の交通は自転車かバイク、もしくは徒歩。旅行者は1日中ハンモックでだらだら過ごしたり、メコン川の夕日を観賞したり、のんびりとした島の雰囲気を楽しんでいます。

 

シーパンドンはカンボジアとの国境に近いので、カンボジア観光とセットで訪れるのがおすすめ。欧米人旅行者から人気があるラオス北部の観光地よりも、南部の方が人が少なめでのんびりしてるので本当の意味でのラオスの自然や素朴な雰囲気を楽しみたい方には4000アイランドはかなりおすすめです。

 

 

ラオス観光に必要な日数は?

ラオス全土楽しむためには可能な限り長期滞在した方がいい。旅程を自由に調整できるパックパッカーであれば南、もしくは北からINしてヴィエンチャンでビザランすれば合計1か月ラオスに滞在可能です。

 

東南アジア最後の秘境と呼び声も高いラオスですが、世界遺産の街ルアパバーンやヴァンビエンといったラオス北部へはすでに多くの旅行者が訪れています。しかし、クアンシーのような有名な滝の美しさは圧巻です。また、ラオス本来の雄大な自然と素朴な雰囲気を楽しみたいという方にはパクセーや4000アイランドのような南部がおすすめ。

 

日本から訪れる場合、乗り継ぎ便で首都ビエンチャンもしくはルアパバーンに行くと思いますが、夏季休暇などの限られた日程でラオスを訪れるのであれば、ビエンチャンを境に北部か南部のどちらかに旅先を絞ったほうがいいと思います。ラオス国内の移動はバスは車なので移動時間も加味すると最低でも1週間ほど必要だと思います。限られた旅程でラオスに行きたいのであれば、空港もあるルアパバーンに行くのが最も効率がいいのかも…。

逆に旅慣れたバックパッカーにはそれほど観光地化されていない南部がおすすめです。それぞれの街について詳しく解説する記事も今後追加していく予定なのでお楽しみに♪

 

 

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