セブ島の南に位置するオスロブ(Oslob)という街は、世界で初めてジンベイザメの餌付けに成功した漁村があり、その小さな街には毎日多くの観光客がジンベイザメウォッチング(whale shark watching)に訪れています。セブシティからバスで3時間なので、頑張れば日帰りでも行けちゃいます。
フィリピンには美しいビーチやダイビングスポットがたくさんありますが、シュノーケリングでジンベイザメと一緒に泳げるのはここだけです。
また、オスロブは人口3万人ほどのセブ島の田舎町なので、のんびりした空気が流れています。ジンベイザメウォッチングの場所の近くやスミロン島にはリゾートホテルがありますが、観光スポットじゃない海沿いの宿がリーズナブルな価格で利用できるので、マンツーマンの英語のレッスンを受けながら長期滞在してる人がいたり、とっても居心地がいい場所なんです。
オスロブへのアクセス
セブシティからはバスで3~4時間。バスはサウスバスターミナル(South Bus terminal)から出発します。オスロブ行き(Via Oslob)、もしくはリローン行き( Via Liloan)のバスに乗車します。
【料金】
- エアコンあり 155ペソ(約320円)
- エアコンなし 150ペソ(約310円)
フィリピンのバスは車内清算で、出発後にお兄さんが集金に来ます。
【降車場所】
オスロブのバス停は街の中心地です。
ジンベイザメウォッチングの場所は中心地から車で10分ほど南へ下った場所なので、タナワン(Tan-awan)という降車場所で降ります。
集金のお兄さんか運転手さんに「ジンベイザメのところでで降りたい!」って言っておけば、着いた時に教えてくれます。
ジンベイザメウォッチングの料金
【営業時間】 6:00~12:00
【料金】
- 船の上から 500ペソ(約1000円)
- シュノーケリング 1000ペソ(約2000円)
- ダイビング 1500ペソ(約3000円)
※ジンベイザメと泳げる時間は約30分間です。
※シュノーケリングにゴーグル、ライフジャケットが含まれます。
※ダイビングの機材レンタルは含みません。
荷物を預けるロッカーや水中カメラのレンタルもあります。
海に入る前にジンベイザメとシュノーケリングするための簡単な講習会があります。
天然のプール「ツマログ滝」
オスロブにあるツマログ滝(Tumalog Falls)では、滝つぼで泳ぐことができます。公共交通機関はないので、バイクタクシー(habal-habal)で行きます。
ジンベイザメウォッチングは午前中で終わりなので、時間に余裕がある方は立ち寄ってみてください。
【アクセス】
ジンベイザメウォッチングの場所からセブシティ方面へ少し戻ったところにツマログ滝通り(Tumalog Falls load)の入り口があり、そこまではジプニーで行けます。そこでバイクタクシー(habal-habal)に乗り換えます。
【料金】
- バイクタクシー 往復 100ペソ(約200円)
- 入場料 20ペソ(約40円)
英語に自信がない方や、公共交通機関を使うことに抵抗がある方は、ジンベイザメウォッチングとツマログ滝がセットになった、日本語ガイド付き現地オプショナルツアーもあります。
特に日帰りの場合は帰りの時間を気にしなければいけないので、ツアーに参加した方が効率よく観光ができるし、慣れない土地で頑張る必要がないのでおもいっきり休日を満喫できます。
オスロブでのアコモデーション
オスロブは観光業に力を入れてるので宿泊施設はあるんですが、田舎町なので選択肢が多いわけではありません。旅のプランに合わせて宿を選びましょう。
スミロン島は「スミロンブルーウォーターアイランドリゾート(Sumilon Bluewater Island Resort)」という、ホテルのプライベートアイランドです。ジンベイザメウォッチングの後、スミロン島に行くこともできます。
バックパッカーなどの安宿を見つけたい場合は、オスロブの中心地の方が見つけやすいです。オスロブのバス停から海方面へが、ビーチフロントで2000円以内のリーズナブルな宿が見つけられます。
・サシャズ リゾート オスロブ(Sascha’s Resort Oslob)
目の前が海!プールつきでコスパ抜群の宿。オスロブのバス停からすぐなのでアクセスも簡単です。
・アイランド ビュー ペンション ハウス(Island View Pension House)
宿の裏手がすぐ海です。ドミトリールームがありオスロブのなかでも激安で泊まれる宿。滞在費を抑えたい方は是非。
こんなに近くでジンベイザメと記念撮影できるなんて他にはないです。
「オスロブ」は、セブ島旅行で絶対訪れるべき場所のひとつです。
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