南国のリゾート地として人気のセブ島。フィリピンは日本に比べると物価が安い国ですが、価格が観光地設定されているところも多いです。せっかく格安航空券で旅費を抑えたのに現地で予算よりも多めにお金を使ってしまった!なんてこともあります。
せっかくの旅行で節約ばかりしていてはつまらないですが、楽しみながら旅費を抑えることもできます。ここではフィリピン観光で節約できそうな方法を5つ紹介するので、自分の旅のスタイルにあう方法を見つけてください。
フィリピンの公共交通機関、ジプニーを乗りこなす
ジプニー(Jeepney)はフィリピンの公共交通機関で、バスのミニバージョンみたいなやつです。基本料金は驚愕の7ペソ(約15円)。距離やルートによって値段が変わる場合もありますが、高くても10ペソ(約20円)です。また、観光客だからって高い乗車料金を請求されることはないので安心です。
行き先のルート番号がジプニーのフロントと側面に表示されています。
例えば、お買い物スポット「アヤラモール」から「SMモール」を巡回してるジプニーは「03Q」です。
それでも、初めて行くセブ島の地名なんてわからないよ?ってなると思いますが「ジプニーマップ」というアプリでルート検索できます。旅行前にインストールしておくと便利です。
ジプニーは安くて便利ですが、スリに合う可能性もあります。夜遅くやあまり人が乗っていないジプニーは危険ですので、乗車するときの貴重品の管理には十分気を付けてください。
空港からの移動は白いタクシーで
空港にはタクシーが2種類待機していて、「イエロータクシー」という黄色いタクシーが空港タクシーです。交渉制ではなくてメーター使うんですが、このメーター自体の設定がちょっと高いんです。といってもマクタン空港からセブシティのアヤラモールまで400ペソ(約800円)くらいです。
空港からの移動費を節約したい方は、到着ゲート出口から右手に歩いて行くと白いタクシーが並んでるタクシー乗り場があるので、そちらから乗車してください。白タクだとアヤラモールまで200ペソ(約400円)かからないくらいなので、空港タクシーのおよそ半額です。
実は空港からもジプニーに乗れます。ルート名は「MI-05A」です。ただ、ガイサノマクタンにあるターミナルが終点なので、セブシティへは乗換が必要です。ジプニーはフィリピン庶民の乗り物なので、スーツケースなど大きい荷物がある時は、なるべくタクシーを使いましょう。
吞兵衛必見!フィリピンはお酒が安い
ビールはレッドホース
フィリピンではサンミゲル(San miguel)というビールが有名ですが、私はレッドホース(RED HORSE)一択です。なぜならアルコール度数が7%だからです。
1リットル瓶の方がお得なので定員さんに確認してみてください。
フィリピンのブランデーエンペラドール
エンペラドール(EMPERADOR)というブランデー。さとうきびから作られているので日本で飲むブランデーの味とはかけ離れてますが、750mlボトルが150ペソ(約300円)くらいと激安です。一気に飲むと悪酔いするので気を付けてください。
激安ラム酒タンデュアイラム
タンデュアイ(TANDUAY RHUM)というラム酒。10年ものとか15年ものとかあるんですが、黄色いラベルのものが最も安価です。小さいボトルでも売ってるので試しに飲んでみるにはちょうどいいサイズです。おすすめの飲み方はやっぱりラムコークですね。
ローカルレストラン「カレンデリア」でご飯
フィリピンにはカレンデリア(Calenderia)というロカール食堂があります。レストランみたいにオーダーするのではなく、店頭に並ぶ大皿や大鍋の中からお好みのおかずを指さし注文するタイプのお店です。フィリピンの味付けは基本的に醤油なので、豚の角煮とか普通においしいです。
お店や、注文するおかずの種類にもよりますが、1食50ペソ~100ペソ(100円~200円)です。レストランの半分以下の金額で食事ができちゃいます。カレンデリアは食堂なのでビールはありませんが、晩酌したい方は持ち込みOKです。
おすすめ格安ホテル
セブ島は人気の観光地なのでホテルはたくさんあります。日本のホテル並みに綺麗な宿泊施設から1泊1000円以内の激安ホテルまでありますが、その中でもコスパ抜群の宿を紹介します。
・エイス ストリート ゲストハウス(8th Street Guesthouse)
セブシティにある1000円以下の格安ゲストハウス。ジプニーで04L、17B,C,Dと複数路線が使えるので便利です。
・セブ ホテル プラス(Cebu Hotel Plus)
セブシティの観光の中心地、オスメーナ(Osmena)にある、清潔感があるホテルです。アクティブに観光したい!って人はオスメーナ周辺がおすすめです。
・アオゾラ シーサイド マクタン(Aozora Seaside Mactan)
海の近くのリゾートに泊まりたいならマクタン島での宿泊になります。基本的にマクタン島のホテル相場は高いんですが、アオゾラ シーサイドは海が目の前というロケーションなのに良心的な価格設定です。
せっかく異国の地にいるのなら、ローカルの暮らしにも興味をもって歩み寄ってみると、日本ではできない素晴らしい経験ができるはずです。ぜひ、自分だけのオリジナルな旅を楽しんでください。
フィリピン レート 1円=0,5ペソ