チャン島(Koh chang)は、タイ東部、カンボジア国境近くに位置するチャン島はプーケット島に次ぐタイで2番目に大きな島ですが、面積の割には人口が少ないのでのんびりとした時間が流れています。そして、ピピ島、パンガン島、サムイ島とパーティアイランドがたくさんある観光大国タイでは唯一、リゾート開発が進んでいない島です。
チャン島はムコチャン国立公園(Mu Koh Chang National Park)があり、島の70％が熱帯雨林や岩山で、森の中にはたくさんの滝があり、手つかずの自然が残るアドベンチャーな島です。
砂浜とビーチでのんびり過ごしたいけど、パーティはちょっと苦手という人には特におすすめしたい島なので、今日は手つかずの自然が残る魅力が詰まったチャン島を紹介したいと思います。
チャン島のビーチ
Klong Kloi Beach, koh Chang
島の西側は美しい砂浜が広がります。サンゴ礁も生息してるので、シュノーケリングしたり、SUP(サップ)なども無料で貸してくれるのでビーチでのんびり過ごすには最適の場所です。ほとんどのホテルやレストランが西側にあります。
White Sand beach
チャン島では最もきれいな約4kmほどのビーチ。中級リゾートが並ぶ地域なので滞在費もちょっと高め。
Lonely Beach
ビーチ自体はそんなに大きくないけど、ロンリービーチという名前とは裏腹に島でいちばん賑わっているチャン島の繁華街。パーティが恋しくなった方はこちらに来れば夜通し盛り上がれます。
Klong Kloi Beach
島の南側にあるビーチ。観光客が少ないので浜辺でのんびりしたい人にはおすすめ。
チャン島の隠れ家的ビーチ「Long Beach」
Long Beach, Koh chang
ロングビーチは断崖が多い南東に位置する超穴場ビーチ。島の南側からはアクセスできないので北側から東側まで移動し、そこから舗装されていない山道を30分くらい進みます。
Hat Sai Yao Resortはロングビーチで唯一の宿泊施設。目の前が海のジャングルの中にあるコテージに泊まるという秘境感満載の宿です。レストランは併設されているので食べ物には困りませんが、他には何もありません。
WEBサイトも電話番号もないですが、どこからともなく人が集まってきて、何日も滞在していたくなる不思議な魅力のある場所です。
私もチャン島に来てから口コミで聞いたので超穴場ビーチだと思います。
Hat Sai Yao Resort MAP
チャン島へのアクセス
Be careful, Long Beach
チャン島へ行くにはまずトラートにある港までアクセスする必要があります。トラートにある港は2種類で、センターポイント(Center point)港が高速船で、アーオタマチャート(Ao Thammachat)港が低速船です。
・センターポイント港から 80バーツ(約240円)
・アーオタマチャート港から 80バーツ(約240円)
飛行機
チャン島には空港がなく、最寄りのトラート(Trat)空港へはバンコク乗り換えで1日3便(バンコク・エアウェイズ)就航しています。運賃は1万円程。
バス
バンコクからローカルバス
最も安い交通手段はローカルバス。バンコクのエカマイ(Ekamai)バスターミナルからトラートのレーンゴップ(Laem Ngop)バスターミナルまで。
・ローカルバス 260バーツ(約780円)
旅行代理店でチャン島行きのバン＆フェリーチケットを購入
バンコクにはチャン島行きのチケットを扱う旅行会社があるので、そこで申込をすればバンでホテルまで迎えにきてもらえるうえにフェリー代もセットになっています。
・バンコクからのバン＆フェリー 400バーツ(約1200円)～
※料金は旅行会社によって違うので交渉にもよります。
予約サイト「12 Go Asia」についてはこちら
チャン島での移動方法
songtaew, Koh chang
島の西側の海岸線沿いの道路はタイのローカルバス”ソウテウ(songtaew)”が走ってます。チャン島で呼び込みがいるので目的地を言えばそこ行くソウテウに乗せてくれます。以下はチャン島の港からの料金。
・White Sand beach 50バーツ(約150円)
・Lonely beach 100バーツ(約300円)
・Bang Bao Bay 150バーツ(約450円)
移動で乗る場合は、区間で料金が決まってるので乗車時に確認が必要です。
例：Lonely Beach から Bang Bao Bay 70バーツ(約210円)
ソウテウが走っている地区以外での移動はレンタルバイクが便利です。島内は交通量が少ないので運転しやすいですが、滝を見に行く場合や島の東側などは舗装されていない道路もあるので運転には注意が必要です。
・レンタルバイク1日(24時間) 200バーツ(約600円)
チャン島のアコモデーション
A cat, Rasta View
・Rasta View
チャン島南側にあるBang Bao Bayより少し先の格安宿。併設レストランは高台にあり景色抜群です。
・Nice View Bungalow
チャン島北側にある格安宿。周りに何もないので静がな場所で大自然を満喫したい人におすすめです。
チャン島はビーチフロントの宿が多いです。ホワイトサンドビーチ付近は綺麗で中級クラスの宿が多いので安心してくつろげます。パーティも楽しみたい人はロンリービーチ付近の宿がおすすめです。
チャン島では近年はリゾート開発が徐々に進みつつあるので、いつかパーティアイランド化する日が来てしてしまうのかも？しれないです。そうなる前にタイの離島で唯一の手つかずの自然が残るチャン島にぜび、出かけてみてください。
タイ レート 1円＝0,3バーツ