マラパスクア(Malapascua)島は、フィリピンのセブ島から北に8㎞ほど離れたところにある隠れたリゾートアイランドです。幻の「ニタリザメ」見れるということで有名で、世界中のダイバーから人気を集めています。
そんなマラパスクア島は近年リゾート化が進んでいますが、まだまだ昔ながらのフィリピンを感じられるローカルな雰囲気も味わえる島です。
マラパスクア島の行き方
マラパスクア島へは、セブ島の中心地、セブシティからローカスバスで約5~6時間。マヤ港でボートに乗り変えて約30分です。
セブシティのノースバスターミナルから、マヤ(Maya)港行きのローカスバスに乗車します。バスに行き先が書いてあるので「Maya」と書かれたバスを探します。
料金:200ペソ(約400円) ※エアコンありの場合
フィリピンのローカルバスは時刻表がなくて、ある程度人数が揃ったら出発です。また、混雑してきて、座る席がなかったとしてもバスは容赦なく進みます。AM5:00~6:00くらいに行けば、確実に座席を確保できると思います。
ノースバスターミナルは始発なので大丈夫だと思いますが、万が一、席を確保できなかったら、道中立ちっぱなしになっちゃいますのでご注意を。
バスの値段はエアコンのあり、なしで変わりますが、必ずしも選べるとは限りません。フィリピンのバスは車内清算で、出発後に集金に来ます。行き先を告げて支払いが済むとチケットが渡されます。
約5~6時間バスに揺られると、マラパスクア島への船乗り場「マヤ港」に到着します。
マヤ港は小さい港で、バスも空き地みたいなところで降ろされます。
到着した瞬間は「え?」って感じになりますが、1本道をそのまま進めば海が見えてきます。
マラパスクア島へのボートの料金:100ペソ(約200円)
マヤ港からマラパスクア島は30分ほどの船旅です。
マラパスクア島直前でボートから小さい手漕ぎ船に乗り換えなければなりません。
手漕ぎ船料金:20ペソ(約40円)
手漕ぎ船はわずか3分ほどでマラパスクア島に到着します。
この時点でセブシティ付近では見られない、信じられないくないの海の透明度でテンション上がります。
マラパスクア島の楽しみ方
島を歩いて1周はするにはちょっと大きいので、探検したい場合は、島を1周するシュノーケリングツアーがあります。
マラパスクア島付近の海にはコーラルガーデン(coral garden)があり、美しいサンゴが見れます。また、島の北側には岩からダイブするポイント(cliff jumping)がありアドベンチャーを楽しみたい人におすすめです。
レストランやホテルが多いのが島の南側で、ダイビングをしない人は、ビーチサイドで1日中ダラダラするのが醍醐味です。以下はマラパスクア島でも代表的なビーチです。
・ロゴンビーチ(Logon Beach)
マヤ港からボートで着くところ。海に向かって左側がシュノーケリングポイント。サンセットが綺麗。
・バウンティビーチ(bounty beach)
島の南側から東側にかけて続くマラパスクア島のメインビーチ。白い砂浜が綺麗。レストランやBarが多くて、この辺りもサンセットポイント。
マラパスクア島からわずか2時間で、奇跡のサンドバンクが見れる「カランガマン島」へのツアーもあります。
マラパスクア島の野外ローカルディスコ
マラパスクア島にはビーチクラブのようなナイトクラブはないんですが、毎週土曜日の夜、教会近くのバスケットコートがローカルディスコに変身します。
島中の若者が全員集まってるんじゃないか!?ってくらい多くの人で賑わってます。
マラパスクア島にもバイクタクシーがあるので、運転手に「Disco!Disco!」って言えば連れてってくれます。地元人も観光客も関係なく楽しめるので、土曜日にマラパスクア島に行く方は、絶対訪れるべきです!
マラパスクア島のおすすめの宿
・テパニー ビーチ リゾート(Tepanee Beach Resort)
ホテルにはプライベートビーチがあり、洗練されたオシャレなホテルです。ロゴンビーチの端に位置しているので、島内散策にも便利な立地です。
・スレッシャー コーブ ダイブ リゾート(Thresher Cove Dive Resort)
ビーチフロントでプール付きのコスパ抜群の宿。マヤ港からの船の発着場の反対側ですが、島が小さいので問題ありません。ビーチフロントでこの価格の宿はなかなかありません。
白い砂浜と美しい海が眩しくて、フレンドリーなローカル人ばかりのマラパスクア島。リゾートアイランドのわりには、ホテル相場が安いです。
セブシティからちょっと遠いですが、シティとは桁違いのリゾート感が味わえるので是非、セブ島北端の楽園、マラパスクア島に行ってみてください。
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